私を読まなくちゃ

頭が割れるように痛かった。何も出来ないならできないなりに、さっさと全部終わらせればよかったのにね。たまにどうしようもなく無理したくなる。

私のことを見抜いてくれる他人が好きだ。私の肉体や空気、建前を全部無かったことにして、直接魂に到着してくれるような人。私の中に遊びにおいでよ、痛くてもいいから

見抜かれている時、痛いのだけど心地よい。的外れではダメ。ダーツの的の真ん中以外は論外なのだった。

自分の温度に近いから、最短で私にも届くんだね。温度の違う人、合わせるために熱するのも冷ますのもすごい手間があるのだった。
最速で私のところに来て欲しい、心地良さをたくさん提供してください。


この土地に住むのもあと僅かかと思うと悲しくなる。でも、終わりがあるからこそ美しく楽しいことを私は知っている。この土地での生活はもうお終い。でもまた戻ってきたっていいというのは、頭ではわかっている。

みんな思った以上に私の事見ているし、私のことを見ていない。
そもそも私の表現の3割くらいは特定の人物のためにやっているのだ、いい加減私のことを読んだり見てくれたりしてもいいだろう。
でも、読まれない心地良さもあるのかも。
2月ももうすぐ半ばになる、私は何がやりたくて、何がやりたくないのだろう。
ひとにはいわない