寄生

最初は生物の本を読むのが好きだ。図書館で借りた寄生に関する本を、大切に大切に読んでいる。専門書はスマホ片手に読まないと内容が理解できない。調べながら読むので時間を要するが、新しい知識が入ってくるのは楽しい。

赤の女王仮説、という有名な説がある。すっごく簡単に言うと、「生存するためには、進化し続けなければならない」というもの。なぜ赤の女王仮説と言うか前かと言うと、鏡の国のアリスという作品に由来するのだが、詳しくはWikipediaで読んで。
赤の女王仮説、種の存続だけじゃなくて、人間社会にも当てはまるよなと思った。商品を作るのも、お仕事をするのも、恋愛も。
常に変化し続けないと、そのポジションで居続けることは難しいの。辛辣だ。

本を読むのは面白い。たくさんの発見があるし、時に自分じゃないなにものかを体験することも出来る。
本が読めない人が、いるなあ、とおもう。本が読めない人は、どうしたのだろうな。

先日、精神的にまいってしまった友人と電話で話した時に読書の話題になった。本は読むの?と聞くと、本読むよ、と言われ 最近読んだ本の話をしてくれた。
本を読むよ〜と。読書習慣があるとしった時の安心感は凄かった。