世界一美しい生き物である

世界一美しい生き物です。おはよう。
二徹明け、昨日から筋トレもセックスも朝活のダンスも含めて確実に10時間以上運動をしていて死にかけですが、これは生きかけでもあります。面白いですよね。

ここ2日間、きょうたくんと一緒にいるが、この人と一緒にいると私が世界で1番美しい生き物であることを思い出す。外は晴れていて、いい感じに、眠い。
すっぴんでタバコを吸いながらぼけ〜と車窓を眺めていても、大きい欠伸をしても、運転席のきょうたくんは私の行動の一つ一つに「可愛い〜…」と感嘆の声を漏らす。それを聞きながら私は世界で1番美しい生き物であることを徐々に思い出して、ああそういうこと、と思った。

以前高学歴の男に、私が人生でいかにかわいい女扱いをされているか話した。そしたら、「特別可愛い訳でもないのに、すごいよね。なんでだろうね?」と言われた。馬鹿め、私は世界で1番美しい生き物なのだ。じゃないと意味わからないだろ。精神が清らかで強運かつ美しい不健康のくせに超健康体の無敵の女。

正確に言うと、精神は多分清らかでは無い。明らかに不純物にまみれている。嫌な思いも沢山したし、色々なものに対して諦めも沢山ある。嫌いなものが多い。負の感情も多い。しかし、その状態で奇跡的に全てが相殺しあって同じく清らかなのが私の精神である。あともう少しずつ何かの量が違えば、私はすぐに破綻する。地球があと何センチ太陽に近かったらどうのこうのの話があるが、私の精神もあのレベルの奇跡の賜物に過ぎない。ありがとう。

面が多すぎる。私は多分普通の人に比べてめちゃくちゃ面が多い。
稀に胡散臭いと言われるが、私の胡散臭さはここから来ているのではないかと思う。
多くを知らなかったら、面白い人くらいの評価なのだろうけど、知れば知るほど、本当のこと言えよという気持ちになるのだろうな。全部もちあわせているものが、本当なのにね。ごめんなさい。
私ってかなり破綻してると思う。これはストレートな自虐だ。誰も笑ってくれない。


ちょっとだけ、きょうたくんのはなし。
きょうたくんは人に対して偏見とかが全くない。私はこの人のそういうところをすごく尊敬している。
恋愛の関係になる前からだ。きょうたくんは、誰のことでも特別な女の子にしてくれる。そして同時に普通の女の子にもしてくれるのだ。

高校が同じであんまり私と関わったことの無い男の子は、多分私が2人で遊ぼうと誘っても、きたくないと思う。理由は明らかに私がヤバい女だから。ヤバい女は悪名高い。絶対に関わりたくないはずだ。私なら関わりたくない。
きょうたくんは、いいよ!と言い、むしろ「誘ってくれてありがとう。自分はあんまり友達を誘ったり出来ないから」と、お礼の言葉をいつも付け加えるのだった。
きょうたくんは、私をヤバい女として引いた感じで扱ってこなかった。
私はきょうたくんみたいな関係性の人に、珍しいものとか、ヤバい物とか、少し引いた感じで関わられることが多かった。多分あっちに悪意は無いのだろうし私も慣れてるから全然いいのだが、きょうたくんみたいにそういうのをしないで普通の女の子として扱われることに新鮮さを感じたし、それがとにかく気持ちよかったのだ。

そんなことを思い出していると、急に涙が止まらなくなって、運転席のきょうたくんが「え?!大丈夫?」「具合悪い?」「車止めようか?!」と焦りだした。うるさいなー、と思ったが、きょうたくんを困らせたくて、「バイトに行って欲しくない。」と言ってみた。
「…どうしよう。」「わしゃこのためにお金を稼いでるから、どうしたらいい?」と本気で悩み始めた。返事はしなくて、タバコの火を灰皿で消した。
たくさん体を求められるのも、夜中に電話をかけたら絶対寝起きで出てくれて「わしゃこの24時間対応コールセンター(爆笑)です」と言われるのも、結婚したい!と言われるのも、うざいラインも面倒くさいのも全部可愛いと思う。今はね(気持ちが落ち着いたので)。

ここまで書いていて思ったが、世界で1番美しい生き物は多分私じゃない。
きょうたくんだな。
本人には内緒にしようと思った。イライラするので



心臓が痛くなってきたので終わります
すみません